日本コンチネンス協会の

 西村かおる先生による研修会

 2016年

 

 グループホームの職員及び入居者の保護者向けに、『気持ちのよい排泄のためのケア』というテーマで日本コンチネンス協会の西村かおる先生にご講演頂きました。
    まず、コンチネンスとは排泄をコントロールできている状態を示すそうです。
    障害があると排泄障害があることは元より、浣腸や下剤でコントロールするのは仕方のないことだと思い込んでいた私たちにとって、少しでも正常な状態の排泄に近づけるようにケアするにはどのように働きかけをし努力していけばよいのか、出せば良いのではなく、理想的な排泄や便の形状についても教えて頂き、目から鱗が落ちるようでした、浣腸・下剤など結果が出やすいケアではなく、適切な水分補給、食物繊維や腸で作用する乳酸菌、オリゴ糖を積極的に摂取することで、時間はかかるが、より自然で身体に負担の少ない方法を学びました。
   しかし意思疎通が難しかったり、体調管理にも細かい配慮が必要であるため、一進一退の状況ではありますが、職員と保護者で心を一つにしながら、少しずつ目標に向かって前進しております、西村先生にはお忙しい中経過観察をして頂いており、とても実りの多い研修会でした。


感染予防と救命救急の研修会

2017年

 

 重度障がい者が暮らすグループホームとして、常に注意が必要な感染症の予防対策と対処法、そして非常事態に必要な心肺蘇生やAEDの使用方法について実技も含めて学び、メディック・ファーストエイドの認定証を取得しました。


 介護倫理と介護技法の研修会

2017年

 

ご入居者の幸せな生活をサポートするためには、職員が心身ともに健康でなければならない!『介助者が無理をしない介助を学ぶ』という考えのもとに、講師として宗石光英先生をお招きして、介護倫理の理解とボディメカニクスを活用した介護技法を身につける研修会を定期的に実施しております。


経験不足の職員にとっては、これまで我流になってしまっていた技法を共通理念として学ぶ機会となりました。また、経験者にとっても改めて介護とは何か、人間の自然な動きを尊重した介護技法を学ぶ場となっています。

介護業界のネガティブなイメージを払拭し対人援助に特化したクリエイティブな業種であると実感できる内容で、職員のモチベーションを向上させる講義です。

『 腰を痛めやすい職種』と言われていることに関しても、ボディメカニクスを活用することで、ご入居者一人ひとりの保有能力にあった自立支援を考えた技法、職員の身体の使い方の癖などの指摘も頂くことで、より安全安心な介護技法を学べております。


 

AED体験会

2018年

 

グループホームとぅもろうでは2018年秋にAEDを設置致しました、これを機に地域住民の皆様へお知らせし、施設公開の意味も含めてAEDの体験会を開催しました、当ホームのアドバイザーの看護師による救命措置に必要な基礎知識やその技術の指導を行いました。

 

いざという時に慌てずに救命措置を行うためには、日頃からの備えが大切です、今回は残念ながら少人数のご参加でしたが、また機会を設けて地域住民の皆様と交流を持ちたいと思います。